小学校低学年にはどれが良い?キッズケータイを比較してみました!【docomo/au/Softbank】

子どもが一人で活動する範囲が増えると、居場所確認や連絡など安全を守るためのツールが必要となるシーンも多くなります。

最近では、小学校入学のタイミングで何らかのツールを持たせる保護者も多いようですね。

携帯やスマホを小学校に持ち込むのは原則禁止ですが、放課後にお友達と遊んだり、習い事も増えてくる時期です。

我が家の息子は小学2年生。入学時に購入したGPSを使用していたものの、寄り道や行き違いなど通話できた方が安心な場面が増えてきたので導入を検討することに。

選ぶポイントが意外と多くて迷ったので、私なりの結論を出すために比較した内容をまとめてみました。一例ではありますが、参考にしてみてくださいね。

小学校低学年におすすめなのはキッズケータイ?スマホ?

子どもに持たせる場合、通話がメインでシンプルな「フィーチャーフォン(ガラケー)」とインターネットにもつながる機能豊富な「スマートフォン」の2つの選択肢があります。まずはそこから検討をスタート。

フィーチャーフォン(ガラケー)
登録した人のみに通話可能。GPS・防犯ブザー・簡単なメール機能が搭載されている。取り扱いは大手3キャリアのみ。
スマートフォン(スマホ)
通常のスマホを子ども用にアレンジするイメージ。使用時間・ウェブサイトの閲覧・アプリのダウンロードなどに制限をかける必要あり。大手3キャリア・格安SIMから選べる。

最近の子どもは小さい頃からデジタル環境に親しんでいるので、低学年でも余裕でスマホを使いこなせると思います(きちんと制限をかける必要はありますが)。

格安SIMを選べば料金も同程度に抑えられそうだし、子どももスマホの方が喜びそう…でも、今回の目的はあくまでも「安全を守ること」

我が家の活発系7歳男児には、シンプルに機能特化したフィーチャーフォン(ガラケー)が適切という判断になりました。

防水・防塵・耐衝撃であること、保護者への通知付きの防犯ブザーが付いているのも安心です。

キッズケータイは保護者と同じキャリアが断然お得!

子ども用のフィーチャーフォン(ガラケー)いわゆる「キッズケータイ」は、3大キャリアしか取り扱いがありません。よって必然的に、docomo・au・SoftBankから選ぶことになります。

ここで気を付けなければならないのが、保護者が契約しているスマホのキャリア。

キッズケータイも同じキャリアにするなら家族割(通話料無料)が適用されてお得ですが、それ以外だと通話料が発生。さらに契約の可否や利用できる機能にも制限があります。

サブブランド(ahamo、ワイモバイル、UQモバイル)の場合もそれぞれ条件が異なるので、下記を参照ください。

docomoのキッズケータイ
保護者がdocomoユーザー以外の場合は契約できない。ahamoユーザーは契約できるが、GPSなどの一部機能が利用不可となる。
auのキッズケータイ
保護者がauユーザー以外でも契約できるが、GPSなどの一部機能が利用不可。UQモバイルユーザーも同様。
SoftBankのキッズケータイ
保護者がSoftBankユーザー以外でも契約できるが、GPSなどの一部機能が利用不可。ワイモバイルユーザーは契約できる上に、GPS含む全機能の利用も可能。

docomo/au/SoftBankのキッズケータイを比較

docomo・au・SoftBankで現在扱われているキッズケータイは、ほぼ1種類ずつしかありません。それぞれの仕様や料金プランについて、詳しく比較してみました。

docomo(SH-03M)

出典:SHARP

端末価格 14,256円
基本料金 月額550円
通話料 30秒あたり22円(ファミリー割引適用で無料)
SMS 送信:1回あたり3.3円 受信:無料
MMS ×
GPS ○ イマドコサーチの契約が必要
防犯ブザー ○ イマドコサーチの契約が必要
カメラ機能 ×

イマドコサーチ:月額220円、検索料1回あたり5.5円です。保護者がahamoユーザーの場合は契約できません。

au(マモリーノ5)

出典:KYOCERA

端末価格 16,200円
基本料金 月額550円
通話料 30秒あたり22円(家族割引適用で無料)
SMS 送信:1回あたり3.3円(家族割引適用で無料)受信:無料
MMS ×
GPS ○ 安心ナビの契約が必要

防犯ブザー

○ オプション契約でココセコムも対応
カメラ機能 ×

安心ナビ:月額330円。保護者がauユーザー以外(UQモバイル含む)の場合は契約できません。

SoftBank(キッズフォン2)

出典:SEIKO

端末価格 19,800円
基本料金 月額539円
通話料 1回5分以内は無料、それ以降は30秒あたり22円(家族割引適用で無料)
SMS ○ 送受信無料
MMS ○ 送受信無料
GPS ○ 位置ナビの契約が必要
防犯ブザー
カメラ機能

位置ナビ:月額200円、検索利用料5円。保護者がワイモバイルユーザーの場合も契約できる。

SoftBank キッズフォン2の導入を決定!

我が家は夫がahamoで私がワイモバイルなので、キッズケータイでGPS機能を利用したいのであれば選択肢はSoftBankのみ!という結果になりました。

端末価格は他2社より少し高くなりますが、家族割が適用されなくても1回5分以内の通話が無料。

私がワイモバイルの「スーパーだれとでも定額」を契約しているので、子どもからかかってきた通話が5分を超えそうならかけなおせば余計な料金がかかりません。

さらに、保護者のキャリアに関わらずSMS・MMSの送受信が無料という他2社にはないメリットも。

消去法ではありましたが、子どもとの連絡頻度の高い私がワイモバイルユーザーで助かった…というのが正直な感想です。

近所の家電量販店は入荷待ちでしたがオンラインには在庫があるようなので、これから申し込んでみたいと思います。